女騎士「貴様の家はどうした！？」

オーク「あぁ、俺のアパートならクリスマス前に全部終わったぞ」

女騎士「なっ！？」

オーク「大晦日はお前んちで酒飲みだろ。こんなきったねー部屋でやりたくねぇよ！」

女騎士「ヤりたく？貴様そういう目的か！？」

オーク「違ぇよ！！」

オーク「いいから、さっさとやるぞ」

女騎士「ヤる？やはr」

オーク「うるせぇ！！掃除すんぞ！！」

女騎士「…はい」

ｶﾞｯｻｶﾞｯｻ

オーク「もえるのはこっち、ペットボトルはこっちだぞ」

女騎士「わかっている！馬鹿にしてるのか！？」

オーク「いや、わかってんならこんなに溜まらねぇだろ」

女騎士「うぅ…」

オーク「ゴミは大体片付いたな。あとは…」

女騎士「私の鎧か？」

オーク「あぁ。」

オーク「なんで同じ鎧がいっぱいあんだよ！！」

女騎士「鎧は騎士の誇りだ！いっぱいあって何が悪い！？」

オーク「その誇りを床に放置して、ホコリまみれにしてんのは誰だ！？」

女騎士「お、うまいな！」

オーク「うるせぇよ！！」

オーク「ったく、これ洗濯できんのか？」

女騎士「あぁ、私はそのまま洗濯機に放りこんでるぞ」

オーク「騎士の誇り、洗濯しちゃってるよ！！」

ｳｨｰﾝｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ

オーク「こんなもんか？」

女騎士「二人で掃除すると早いな」

オーク「おまえが溜め込まなければもっと早く終わったんだがな」

女騎士「はい…」

オーク「じゃあ、明日また来るからな。散らかすなよ」

女騎士「わかっている！！馬鹿にするな！」


次の日、女騎士の家に集まるとまた、部屋が元通りになっていて、オークの説教で年越しをしたのは、また別のおはなし


fin